あらためまして、あけましておめでとうございます。
ここでの発言はゲームセンターの主営業とはかけ離れる場合もございますがそのへんは・・・過去ログをお読み下さい。的なことでお許し下さい。
感の鋭い方なら、ツイッターで昨年3回の閉店案件を当店で対応したということで、深読みされた方も多いようでしたが、現在テクノポリスにて稼働して居ます数台は、その閉店店舗さんにて稼働されて居た台を譲り受けたものです。
閉店処理ってなかなか難しいもので、相手は『少しでも高く売りたい』、こちら『少しでも安く買いたい&(買取前後の)諸経費(運搬費&整備費)を抑えたい』。が錯綜する商売案件です。
そして、今年の2件で起こった事例は『この機種を大切に活用してほしい』という願いも賜りました。
ぶっちゃけ廃業されて会社組織を解散される場合は1円でも多く残るように。が、願いなのです。それでも、この機種は今手放したら海外に行って、日本のユーザーの手には触れられない!そんな方の意見も多く聞かれるようになった昨今です。
現在、日本のアーケード基板や機械は江戸時代の浮世絵のごとく、ヨーロッパの収集家の間でコレクターズアイテムになっているそうです。そして、国内でも出荷本数の少ないゲームは収集家の手元に渡り、ゲームセンター側が所有して居ない事例も多い状況です。まだ、私は国内にあるので有ればプレイヤー様が遊ぶ機会が無くも無いと思いが、さすがに海外に出ちゃうとorzです。
当店が、ゲーセンならでは。本物を知ってほしい。同じゲームでも家で遊ぶのとは違う。違いのわかるゲーセン。違いのわかる人(男性・女性)。などに共感をもとめるウザい店として16周年(2001年12月開店;17周年目)商いをやらせていただけているのも理解者皆様のおかげです。
綺麗事だけでは続けられませんので、お代金や採算ベースはかなり慎重に検討して利益を生みながら継続を心がけております。残念ながら弊社は大企業ではなく、いつまで経っても貧乏経営でまとまったお金はございませんが、機械を大切に利用させて頂くノウハウと技術は持ち合わせているつもりです。
多店舗様の倉庫でたくさんの古い機械を拝見する機会もあるのですが、ジュークボックス時代からの経営者の方はなかなか自分の思入れが有って手放せない方ほとんどです。(その気持ちわかります。辛い時も良い時もこの機械たちのおかげとも考えられるのですから。)
所有権の譲渡なしで、弊社で整備してまたお客様に触れていただく機会を作ることが可能かもしれません。色々方法はあると思いますので、何かそのような事でご相談事がございましたら遠慮なくご相談ください。
また、閉店や廃業を考えられている事業所様にはその前に、いろいろとご提案できるノウハウや手段があるかもなので、これもまたブログを読んでいたご縁として、決断を出す前にご相談や意見交換で連絡いただけましたら幸いです。
連絡先は店舗(テクノポリス:0258-33-1516 吉田)や問い合わせフォーム(http://am-factory.jp/tecnopolis/?page_id=370)をご利用ください。(毎年2月のショーやメーカー内覧会などでも都内に入っておりますのでその時に直接お話しするのも可能です。)
コメントはこちら