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レバーとボタンの話

今年に入ってからTwitterでネタをつぶやく事が多くてHPのコラム的なこのページで書く事が溜まらなかったのですが、技術オタの私にぴったしのネタがネットに出ていたので久々に書こうかと思います。とは良いましても、誰かが読んでいるなんて着に求めずに自分の事をペラペラ書きますヨーーー。

さて、そのネタは・・・4Gamersさんの

アーケードコントローラの騒音問題がついに解決? 老舗・三和電子が生み出した「静音ジョイスティックレバー」テストレポート&インタビュー
です。しかもライターさんはハメコ。氏、以前なにかのタイミングで名刺交換させて頂いております。いや恐縮です。

で、当店でも業務用のパーツを店頭販売しているので色々な方から家庭用コントローラーの改造の相談を受けます。
私自身は家庭用コントローラーとしてVF5がPS3で発売された時のオフィシャルコントローラーしか持っていないのですが、人生という長い期間では5台ほどのジョイステックコントローラーを購入してきました。え、少ないじゃん!って言われそうですが、パソコン〜ファミコン〜メガドラまでは愛用の電波新聞社のジョイステックかアスキースティックでコネクタ改造で事足りましたし、サターン〜PS2時代はゲームから遠ざかっていましたのでパッドで充分でした。サターンではナイツの同梱?コントローラー、PS2ではDDRのコントローラーと2寺のコントローラー買いました。今だと少し恥ずかしい^^

で、で、話戻しますがそんな私もずーっと昔からアーケードのコントローラーに憧れていて、中学時代より当時のテーブル筐体のコントローラー部を通いまくっていた喜多町の長崎屋のゲームセンターの人(実はテクノポリスを開店する無いにもお世話になりました)より譲り受けて、レバーとボタンだけじゃなくてテーブルゲーム機から取外したコンパネ本体を自宅で研究して色々と試行錯誤していたのでした。

当時は、バッ活(バックアップ活用テクニック)なる本に色々と回路図やら掲載されていたのでゲーム基板を動かす為の装置(コントロールボックスとかいう次元じゃなくて、電源とハーネスとコントローラーだけで映像はRGBでX68000のモニタに出力する感じの物)作ったりしておりました。

何たって、当時はラジコンブームでしたので、半田ごてとかテスターとかはその当時でも、ずば抜けて熱心な奴は使えて当たり前でした。しかも、父親が理系&工学系の人でしたので色々ダメだしされながらにも教わるには良い環境だったという事も有りますね。

あ========やべ、自分の事しか書いてね=====(笑)

しかし、いいんです。昔みたいに自分勝手な事も書いていいページとしておきたいので。

さて、ずいぶんと遠回りしましたが、本題です。

アーケードコントローラの騒音問題がついに解決? 老舗・三和電子が生み出した「静音ジョイスティックレバー」テストレポート&インタビュー

で、掲載されています、静音ジョイステック&ボタン。早速、知人に実験台になってもらって12月くらいの初回ロット販売で購入してもらいました。

記事にも登場されている『佐藤氏』!当社の元担当Sさん後任で現在の担当者さんでも有ります^^;そんなわけで、余りひどい事はかけません。(笑。いや、嘘です)

と言いながらも、静音スティックとボタン。やはり違和感アリアリです。

私も、深夜、学生時代にジョイステックで遊んでいて、親よりウルサい!と起こられた覚えが有るので深夜の静まりかえった状態であのカチカチ音の気まずさはよくわかります。

ですが、あのレバーのセンサースイッチが入った瞬間のカチッって感じが無いと、本物じゃないという感じですよね。

実は、過去に光センサーレバーという物が有りまして、スイッチが一切無くセンサーでON/OFF検知していたのでレバーを倒してもヌルヌルした感じで全くスイッチ感の無いレバーが有りました。今回は、通常、ボタンで使用される事の多いリードスイッチをレバーのマイクロスイッチ(構造的に全く違う)と置き換えているので、スイッチの内部のスプリングによる抵抗感は有るものの・・・カチカチ感の全くしないレバーになっています。

現在、当店でレバーやボタンを購入される方の多くは、本当にこだわりの持った方です。

そして、売れるのはセイミツのLS-32系レバー、三和電子のボタン(セイミツボタンも売れますが当店の在庫が少ないだけです)が販売実績の9割です。
レバーやボタンにこだわる方はシューテング好きな方がほとんどで、その影響が販売実績に繋がっていると推測されますね。時々、格闘ゲーマーから家庭用コントローラーの修理相談やパワーアップ相談を受ける事が有りますが、ほとんどの場合、業務用レバーの内部回路を入れこむ空間が無い家庭用コントローラーがほとんどで、強引な取り付けを余儀なくされる場合多いですね。そんな都合で、多くの家庭用コントローラーも分解してきました^^;

そろそろ、話まとめないと行けませんので、なにが言いたいかと言いますと・・・。

やっぱり実物にはかなわないという事です。

コ○ミの音ゲーなんかのアケコンなんかも、すごく頑張って居ますが実物とは違う部品ですし、静音性の例で行きますとDDRの家庭用コントローラーマットと業務用の設備では感覚も騒音も違います。

出来るだけ、本物を見極める感覚をみなさんに持ってもらいたいので、どうしても家庭環境上で静音じゃなきゃ行けない場合は除いて、実際にアーケードで使われている業務用の物を使ってもらいたいなぁって切実に思います。

違いの分かる男となれ!

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OTAKE店長
1974年1月生まれ寅年B型。小学生の時にスーパーマリオがやりたくて親にファミコンをねだるも、なぜか買ってもらったのはMZ-1500というパソコン。当時のパソコンはゲームも少なかったのでべーマガでBASIC学びながらも・・・、英語がわからない小学4年製当時には挫折。その後、X1tZ、X68kACE-HDを経て就職したのちにMac LC-475購入してその後は現在に至るまでMacユーザー。前職のパチンコチェーン店でアルバイトから本部直轄の管理職(店長兼、経営企画部長)となるが、小規模パチンコ店の生き残り計画として幼少期より好きだったゲームセンターをビジネスとして上司に提案。しかし、社長決済で却下されてしまった事から「おれがやる!」と、人生のチャレンジとして退職。もともと草の根BBS時代からのネットユーザーの為、2chなどでゲーセン経営者スレのスレ主になり、ゲーセン起業を成し遂げる。好きな言葉は「可能性」「センス」「ありがとう」、嫌いな言葉は「思い込み」「(だれだれさん)嫌い」、一日一歩以上の自己成長を課題として行動しているつもり。個人的な繋がり希望の方はFacebook『吉田健智』にてお願いいたします。

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