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物の価値を考える。(「送料無料」のツケは誰が払う)

ふと、ビジネス情報系のサイトを見ていたら考えさせられる話題が有ったので取り上げてみようと思います。

ZOZOTOWN騒動に見る、「送料無料」のツケは誰が払うのか?

この記事で、われわれの業界でも同じ様な事が有るなぁって感じます。

当店でも消耗品や備品などの購入の際にはネットショップ通販を利用する事が多く、送料の事はとても気にしながら発注をかけています。

そりゃ送料無料の方が無駄をした感じが無くて、お得感が増すのは確かであるものの、結局どこかの誰かが負担している事に成ります。色々な事業を当社ではやっているので運送屋さんとの付き合いも多く、集荷集配の方々は一生懸命だなぁって思ってもおります。

それを、タダで働けとかはおかしい訳で、安けりゃ良い!的な考えは私たちも有りながら、矛盾も感じます。

記事の中でマ○ドナルドさんの例えも記されていましたが、反動として結局は消費者にマイナスになってしまう安売りはサービスでは無いという事だと思います。

何度も書きますが、私も安い方が好きなタイプです^^/

ですが、物以外にも価値を考えるタイプでもあります。

多種多様な方々とお付き合いしている為に生まれた価値観からかもしれませんが、多少高くてもココから買いたいとか、ココで味わいたいとか、そういう感覚ってお金を使う側として考えてみても良いのではないかと個人的に思います。

例として、パソコンを購入する際の相談を個人的によく受けるのですが、スペックとか型番とか決めちゃえば私は、一番安い所で買えば良いと思う人です。
しかし、相談される方の中には明らかにネット通販が安いと教えても、いつも世話になっているから○○○さんから買って上げたいとか、調子悪くなった時に相談出来るから近所の電気屋さんの方が良い。なんて方が何人もいらっしゃいます。

これが、物以外の価値なんだと思う訳なんです。

もう一つ例を上げるならば、お店で飲むビールも家で飲めば同じ物が安く飲めるのに、雰囲気や空間にお金が必要になる訳です。

我々ゲームセンター業も、対家庭用だったり価格競争だったりと前記の記事の様な状況なのかもしれません。実際に近年、多くの同業者さんが廃業されて居ます。寂しい感じです。

ゲームセンターの価値観って何なのかを、それぞれのお店、お客さまと考えて共存出来る運営が理想なのでしょうね。

得したつもりでも「安物買いの銭失い」の要素の一つになっている経済の流れが有るのかも知れませんね。

ABOUT THE AUTHOR

OTAKE店長
1974年1月生まれ寅年B型。小学生の時にスーパーマリオがやりたくて親にファミコンをねだるも、なぜか買ってもらったのはMZ-1500というパソコン。当時のパソコンはゲームも少なかったのでべーマガでBASIC学びながらも・・・、英語がわからない小学4年製当時には挫折。その後、X1tZ、X68kACE-HDを経て就職したのちにMac LC-475購入してその後は現在に至るまでMacユーザー。前職のパチンコチェーン店でアルバイトから本部直轄の管理職(店長兼、経営企画部長)となるが、小規模パチンコ店の生き残り計画として幼少期より好きだったゲームセンターをビジネスとして上司に提案。しかし、社長決済で却下されてしまった事から「おれがやる!」と、人生のチャレンジとして退職。もともと草の根BBS時代からのネットユーザーの為、2chなどでゲーセン経営者スレのスレ主になり、ゲーセン起業を成し遂げる。好きな言葉は「可能性」「センス」「ありがとう」、嫌いな言葉は「思い込み」「(だれだれさん)嫌い」、一日一歩以上の自己成長を課題として行動しているつもり。個人的な繋がり希望の方はFacebook『吉田健智』にてお願いいたします。

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