テクノポリスオフィシャルホームページ

ゲーセンの継続経営の難しさ

以前より、何度か書いておりますが「ゲームセンター経営」(起業)についてご相談を受ける事が度々有ります。
昨日は起業についての相談では無いのですが、社長の話が聞きたいという事で尋ねて来られた方とお話を数時致しました。とても熱く、お客さまとしての立ち場からお話をされておりましたが、経営サイドの考え方は、お客さまの理想と交えない部分が多いのも現実です。

格闘ゲームのお話ですと、昔は「リアルファイトや台パンなんて有って当然。それがまた殺伐として良かったんですよ・・・。」なんて話は往年のプレイヤーさんから聞く事も多いですね。
ただ、今はそういう訳には行きません。ゆとりとか言う言葉よりも「安心安全」で有る事がどんな商業施設でも重要な点に成ります。

ゲームセンタースタッフも挨拶が出来て当然の世の中に成りつつ有ります。

ゲームセンターを経営するという事は、学園祭風に「ゲームセンター屋さん」では継続して商売を続けて行く事は出来ないのです。

お客様の笑顔が有るから、私たちはこの商売をやっていて喜びを感じるのですが、残念ながら継続してその笑顔を得るには、時代の変化やブームの変化に対応して行かなくては行けないのがゲームセンター・・・というか、漢字の如く「風俗営業」なんでしょうね。

どんなに、その場限りで色々なサービスや割引をしても、お店が無くなってしまうと結局のところお客さまを裏切ってしまう訳ですね。お客様の中にはありがたい事に、生活の一部として当店を利用頂いている方も、お声としてうかがっております。光栄な事で有り、継続経営の難しさも痛感しております。

さて、ビデオゲームを中心に運営しておりますが、これがまた・・・面白いんです^^;

よく、プリクラとかメダルゲームとか置けば良いのに。なんてお話も頂くけど、ビデオゲームは他人(他のプレイヤー)が居るから面白さを増すジャンルです。だから、本当に色々な事も起こりますし、昔だったら殺伐間も有り、リアルに人のプレイを視て研究したりしたのですね。

今だって対戦ゲームの多くは、対戦者が居ない。人が居ないから帰ります。なんて言葉を聞く事が多くて、残念な気持ちに私たちも成るのが本音です。

色々な生活環境の変化などで、どんなに今ゲーム好きな方でもゲームから疎遠になる可能性があります。なので、ゲームセンター経営には新規のお客様がいらっしゃらない限り、先細りに成るのが目に見えております。

新規さんにも遊びやすく、ただ遊びやすいだけじゃなくて、次の目標を見つけてステップアップしていただけるような理想のビデオゲームゲーセン運営が私達の目標の一つでもありますね。

昨日の来訪者を含めて、本当に皆さんに応援頂いてお店を継続出来ていると心から皆様に感謝致します。

ABOUT THE AUTHOR

OTAKE店長
1974年1月生まれ寅年B型。小学生の時にスーパーマリオがやりたくて親にファミコンをねだるも、なぜか買ってもらったのはMZ-1500というパソコン。当時のパソコンはゲームも少なかったのでべーマガでBASIC学びながらも・・・、英語がわからない小学4年製当時には挫折。その後、X1tZ、X68kACE-HDを経て就職したのちにMac LC-475購入してその後は現在に至るまでMacユーザー。前職のパチンコチェーン店でアルバイトから本部直轄の管理職(店長兼、経営企画部長)となるが、小規模パチンコ店の生き残り計画として幼少期より好きだったゲームセンターをビジネスとして上司に提案。しかし、社長決済で却下されてしまった事から「おれがやる!」と、人生のチャレンジとして退職。もともと草の根BBS時代からのネットユーザーの為、2chなどでゲーセン経営者スレのスレ主になり、ゲーセン起業を成し遂げる。好きな言葉は「可能性」「センス」「ありがとう」、嫌いな言葉は「思い込み」「(だれだれさん)嫌い」、一日一歩以上の自己成長を課題として行動しているつもり。個人的な繋がり希望の方はFacebook『吉田健智』にてお願いいたします。

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)

*

Facebookコメント

Return Top