物事の見方。複数の可能性。
新型コロナによる休業要請を経て、ようやく5/16(土)より営業を再開したわけですが「営業再開おめでとうございます。」のお言葉沢山いただきながら、その土日は多くの皆様よりご来店いただき本当にこれまでゲーセン続けてきて良かったと思うひと時でした。ありがとうございます。
営業開始の土日を過ぎ、月曜日からはやはり現実がやってきて極端な人数低下と売上低下の毎日が続いておりますが、これもまた試練のわけでその先には未来があると信じて仕事に取り組んでおります。今はご無理が言えませんが、皆様の各判断とペースで当店ご利用いただけましたら幸いです。宜しくお願い申し上げます。
さて、タイトルで硬いことを示しましたが、昨今のニュースなどで感じたことを書きたいと思います。
新型コロナ感染症の件では、「東京アラート」が出てしまい具体的にどういう制約がかかるのか不明ですが、ロケーションの休業要請がどうなるのか知人ロケ含めて心配されています。
私も約1ヶ月の休業、そして休業が2ヶ月近く続いている都内の経営者さんたち、それは全て一人の人間であり強さも弱さも持つ者です。特にお金の心配は非常に思考能力や行動を鈍らせます。精神的に追い詰められるのもよくある事です。
経営者に成ったと報告に来る方に私は『ようこそ寝れない日々へ』などと茶化しながら言葉を述べることがあります。普通に学生時代でもサラリーマンでも寝れない様な不安はみなさんも経験されるでしょうが、経営者はその回数が半端ないのです。そして、その不安を少しでも少なくしたり解消させる為には『行動』するしかないのです。
一人で追い詰められないように、仲間と意見交換したりして打開策や次に進むべき道を模索したりもします。
こうやってタイピングしているので私の考え方を示すと。
経営スタイルは其々違っても、未来を信じて進んでいるわけなので異業種の方々との接点も個人的には多く持ち、思考が単一方向に流れない様に常に気を使います。
とにかく、「決めつけ」「流され」これだけはとても視野を狭くします。
・「〜はダメ」「〜は無理」
そんな、可能性否定の決めつけ用語。
・「ネット記事に書いてあったから」
・「〜さんが言っていたから」
・「みんながやっている/言っている/持っている」
そんな、裏付けの無い流され。
当然、会話の中でこの様な言葉が出ることはありますが口癖になり、行動力が低下傾向なタイプ(決めつけではありませんよw)にならぬ様、気を付けないとと思います。
休業中もほぼ毎日、飲食店や設備会社、広告代理店など異業種の経営者、経営関係者とオフ&オンで意見交換を行いました。
ソーシャルディスタンスとか3密をさける、不要不急の外出は避ける、なども十分に理解しつつ、限定されたメンバーで休業中は「素晴らしきアフターコロナの世界」を実現する為に邁進しました。
現在でも夕食タイムの飲食店関係は酒提供店以外でも厳しい状態ですが、休業要請中は・・・
若手、飲食店経営者たちは色々な手段で売上ゼロ、資金ショートを回避すべく店舗存続のために必死になっていた様でした。ステイホームの世界でもサービス産業(飲食含む)は完全に地域の経済活動が停止しない限り動かなくてはなりませんでした。
そうやって未来を信じている彼らの存在は、私の行動力を低下させない要素の一つにもなっていたと思います。
「給与保証」(厚労省の助成を活用)そんなものは経営陣にはありません。
「事業者給付金」は残念ながら極小規模の業種でない限り足りません。パチンコ産業での休業要請中の営業がニュースにもよくなっておりましたが、産業に対しての保証が足りな過ぎてあの様な事になっているとわかり切っています。
企業、事業所を営むと多くの人の人生に影響を与える立場にもなります。
コメントはこちら