よく、液晶の遅延の事ばかり書くせいか「有機ELになれば良いですね」的なコメントを頂きます。
実は私、あんまり僕は興味ないのです。家庭用のテレビなら価格次第で飛びつくのでしょうけど、業務用で・・・しかもゲームセンターでの使用については乗る気じゃありません。
プラズマも好きじゃないのですよ。プラズマ信者さんには申し訳ないけど、ゲームセンターや一般店舗の案内表示版的な使用では液晶の方がコストと耐久性、消費電力でメリット高いのが理由です。
じゃあ有機ELディスプレイはどうかと言いますと、とにかく『焼き付きやすいの嫌い!』の一言につきます。まだPC接続やテレビ視聴を目的としたサイズの有機ELディスプレイは、一般的に出回っていません(正しくはSONYとかから出ていますけど、一般的ではないですね)。
現在はPlayStation Vitaとか携帯電話(GalaxyS3など)で使用されている有機ELディスプレイ。店頭のデモ機なんかだと画面焼き付きしちゃっている物を、たまに見かけます。比較的に高価な買い物なのに消えないのはショックですよね。ただ、消費電力が少ないのでモバイル端末にはぴったりだとも思います。小画面でもピクセル数維持出来るも凄いですしね。
多少ELアンチ的な内容を書いてしまいましたが、ゲームセンターでは反応速度が速い事、消費電力が低い事、薄い事はかなりのメリットなんですよね。僕は焼き付きさえ解消されれば良い技術だと思うなぁ。あと値段orz
現在の節電傾向の時代には、今回取り上げた有機ELディスプレイもそうですが、既存の液晶ディスプレイにしてもゲームプレイ中以外は照度が20%くらいダウンして省エネとか焼き付き防止とかに繋がってくれる工夫がどのゲームでも欲しいなぁって思うのですよ、僕は。
液晶テレビの耐用年数なんてゲームセンターでの使用環境下で5年程度(通常バックライトモデル)なのですが、少々照度を下げるだけで1年くらいは延命出来ます。発熱も下げられてエアコン代も下げられるし・・・。デモ画面が全くないと販売促進に繋がらないので困りますが、デモ中の照度が多少落ちる程度なら良いと思うのだけどなぁ。バックライト制御とかしちゃうとディスプレイにも制御信号送らないとだから、既存の製品じゃ無理かな???
有機EL綺麗らしいですね
で、液晶のバックライト制御なんですけど、明るさ制御しているインバーターに可変抵抗をつけ、照度を落とすのはどうでしょう?
また、コイン投入、サービスボタンONでデフォルト設定に戻るような回路を自作すれば、発熱、電気代も節約できるかと。。。
あ、でも、どのタイミングで減光するかはゲーム基板とリンクが必要だから難しいか。
ただ、開発費、制作費を合わせて考えると効果に見合ったものができるかは未知数だと思います。
開発して特許を取れるなら別として(カーナビなどを思い出してもらえればイメージできると思いますが、ライトON.OFFで減光するので特許は無理。)
ON.OFFスイッチのみなら家庭用、業務用は減光するのは回路的に簡単そうなんですけどね。LEDバックライトはちと難しいと思いますが。
要はバックライトのみ制御すればいいのですから
なんとなく思ったことを書き並べただけなので取り留めのない文章お許しください
>なんとなく思ったことを・・・
私も、そうなんで大丈夫ですよ(^^
コイン投入だと減光のタイミングが難しいのでレバー入力受付が現実的ではと思います。レバー入力が5分間無かったら減光させる(提案の可変抵抗を使った場合ですね)のは可能かと思います。
ただ、今後、メーカーさんにも根本的な節電と液晶保護の協力をして頂けると助かるなぁって事考えると、特別な回路使わずソフトだけでなんとかなれば良いのになぁって思ったりもします。回路作るの難しくは無いと思うのですが、メーカー修理が受けられる範囲での改造の域を超えてしまいますね^^;
背面LEDのタイプなら、デモ中の照度を落とすだけで効果が有ると思う(部分消灯or減光が可能なはずなので)のでゲームメーカーさんもやりやすい(ただ、高価になるので困るけど)でしょうけど、エッジタイプLEDだと関係無い。現在の冷陰極蛍光管&インバーター方式だともっと関係無い(自己完結)
結局現在は、ウチで使っている液晶筐体どれもバックライトの調整がOSDで可能(一部、裏モードに入る必要有り)なので3%くらい減光しております。気がつかない程度ですが全台行えば発熱も消費電力も差が出るとおもいます。(同業者にお勧めです)
思いつきを書いてみました。